僕は薬剤師国家試験に向けて必死に勉強してきました。
優秀ではない、むしろ留年経験もある僕が国家試験をストレートで合格できました。
これは、今回紹介する勉強を取り入れたことが大きいです。
今となって振り返ると、この勉強法で勉強効率が飛躍的に向上したと感じています。
その結果国家試験が無事合格することができました。
今回は、僕がどんな勉強法で薬剤師国家試験を合格したか、紹介していきたいと思います。
最強の勉強法はグループ学習!
結論からいうと、グループ学習です!
簡単に言えば、複数人で一緒に集まって学習する事です。
なぜグループ学習が最強なのでしょうか。
グループ学習の効率的な理由
端的にいうと、「インプットとアウトプットを同時進行でできるから」です。
では、インプットとアウトプットとは何でしょう?
インプットとは?
勉強におけるインプットとは、知識を頭に入れることです。
例えば、参考書を読んだり、講義を受けることなどが挙げられます。
これは、耳や目から情報を取り込み、頭で情報を理解する作業となります。
アウトプットとは?
勉強におけるアウトプットとは、インプットで得た知識を外へ出すことです。
例えば、得た知識をもとに問題を解いたり、誰かに対して説明することなどが挙げられます。
これは、「話す」や「書く」のように口や手を動かして情報を他者に伝える作業となります。
なぜグループ学習はインプット、アウトプットができるの?
グループ学習は一方向的な学習ではなく双方向的な学習方法だからです。
どうゆうことかというと、
講義のように一方向的に説明するだけではなく、
グループの全員が聞く(インプット)側と話す(アウトプット)側の両方になるからです。
グループ学習を行う際の注意すべき3つのポイント
グループ学習を行うにあたって注意すべき点があります。
1.事前学習は必須
グループ学習を行うにあたって、事前学習は必須となります。
なぜかというと、グループ学習において発言する事が重要だからです。
グループ学習で行う内容を事前に予習することで理解できるかできないかを確認する必要があります。
理解できれば他の人に説明できるし、理解が難しい場合は教えてもらえる事ができます。
2.受け身で参加しない
受け身ではアウトプットができません。
教えてもらえばインプットはできるかもしれませんが、アウトプットをする事ができません。
また、グループ学習では相手がいます。みんながしっかり予習してきているのに、1人だけ何もせずに参加するとグループの士気が下がってしまいます。
ポイント3にもつながりますが、自己学習をして理解できなくてもいいのです。
「理解しようとしたけどわからない!」
わからない、理解できないという事を知る、これが重要なのです。
一度しっかり考えてから教えてもらえると理解しやすくなります。さらには知識が定着しやすくなります。
また、わかる場合は積極的に説明することも重要です。
もし他の人も理解していて説明したとしても問題はありません。
同じことを言ってもいいのです。なぜなら、全く同じ言葉で話すことはできないからです。
話す内容が同じでも違う言葉で話すまたは聞く事で、自分自身も、話を聞いている人も、さらに理解を深めることができるのです。
3.わからなくても発言する
ちゃんと理解できているか不安な部分は、
これってこうゆう事でいいんだよね?
っという感じで確認します。
理解しづらい部分を共有してみんなで話すことで理解が深まります。
大切な事は、恥ずかしがらずに積極的に発言して会話するという事です。
分からないことをはっきりと「分からない!」という事が大切です。
もちろん「分からない!」と発言することで教えてもらえるからという理由もあります。
しかし分からない事を言葉にすることで、自分はどこが分からないのか、再確認することができるのです。
どんなメリットがあるのか
グループのメンバーそれぞれが勉強内容に対して考え方を話すことでアウトプット、インプットを同時に行うことができます。
そして分からないを解決するための集中力が高まります。話すことでさらに頭の中が整理されるからです。
これは実は、勉強したことを試験で答えることと同じような働きをしているのです。
知識として頭にインプットした内容を、必要なときにアウトプットすることの練習にもなるのです。
それなら練習問題を解くのでもいいのでは?と思うかも知れません。
もちろんアウトプットの練習にはなりますが、話す、聞く、質問することでインプットした内容が定着します。
まとめると、
- インプット、アウトプットの練習になる。
- 知識、理論を頭の中で整理することができる。
- 知識が定着する。
グループ学習って実際どうやるの?
僕がやっていたグループ学習方法について紹介します。
研究室のメンバーで国家試験問題を解いたり、国家試験対策教材(僕の大学では薬ゼミの青本)を一緒に読み合わせしたりします。
ちなみに僕の大学は少人数制で、同期の研究室は5〜6人程度のメンバーでした。
週に3回程度、講義と講義の間の空いた時間をグループ学習の時間に当てました。
基本的に教材をメンバーを読み合わせしながら、わからない事や理解するのは難しいところを挙げて、みんなで考え方を共有します。
その後、青本の章末に問題が記載されているので、その問題を時間を決めてそれぞれが問題を解きます。
結論
グループ学習で、聞く(インプット)、話す(アウトプット)の両方を行うことで勉強効率が向上する。
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